【鉄緑会】特徴/口コミ/評判、月謝料金・費用/合格実績|塾長の冨田賢太郎氏の考えとは?

鉄緑会_アイキャッチ
武田塾医進館

決まったカリキュラムではなく、生徒個人のレベルに合わせ自分で学習する習慣を身につけられる当サイトでもイチオシの医学部予備校。偏差値40の生徒でも医学部に合格可能で、毎年逆転合格する生徒を多数輩出しています。

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予備校のようなライブ講義を個別で受けることが可能という珍しい特徴を持った予備校です。「講義→演習→講義」というサイクルでわからない部分を徹底指導してくれます。

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私立医学部の受験に強いメルリックス学院。私立医学部の合格に的を絞った指導ノウハウを元に、生徒ごとの志望やレベルに最適なカリキュラムを作成してくれる医学部予備校です。

今回は、大学受験予備校の鉄緑会について取り上げます。

 

「鉄緑会にはどんな特色がある?」
「鉄緑会の合格実績が知りたい」
と気になる方は、ぜひ参考にしてください。

 

今回の内容をまとめると、以下のようになります。

 

・鉄緑会は東京にある東京大学受験の専門予備校
・鉄緑会の特徴は「指定校の中高一貫校生徒を対象にした東京大学受験専門塾」「東大卒の専任講師による精鋭主義の対面指導」「1回3時間の集中講義」など
・難関大学や医学部に多数の合格実績を残している
・鉄緑会の実際の学費や月謝料金はホームページ上では公開されておらず、資料請求または問い合わせが必要

 

鉄緑会は東京大学受験指導を専門とする予備校で、東大生や東大卒業生の中から厳選された講師陣による質の高い指導が受けられます。現役合格を目標としており、生徒を手厚くサポートする体制が整っているのも強みです。

 

東大を始めとする難関大学や医学部に多数の合格者を輩出しているので、難関大学や医学部を志望する受験生におすすめです。

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鉄緑会の基本情報

鉄緑会は、東京にあるおすすめの医学部予備校の一つであり、東京大学受験の専門予備校です。

 

一般的な塾や予備校の授業内容や、市販の参考書の内容に疑問を持った東京大学医学部・法学部の学生や卒業生が、本当に東大に受かるために必要な予備校として設立しました。

 

鉄緑会では基本的に、指定された優秀な中高一貫校の生徒のみを対象にしています。30年以上にわたって蓄積したノウハウを生かした指導を行っており、圧倒的な東京大学への合格者数を誇っています。

 

それだけでなく、近年は国公立大学や私立大学の医学部の進学実績も豊富にあり、東大以外にも医学部を目指すような優秀な生徒が集まってきているのが特徴です。そのため、医学部受験におすすめの予備校と言えるでしょう。

 

校舎はJR「代々木駅」北口から徒歩1分、JR「新宿駅」新南改札から徒歩約6分の立地で、アクセスも便利です。

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種別 予備校
指導形式 少人数
学費 不明
校舎 東京(代々木)
メリット 不明
公式サイト 鉄緑会

鉄緑会の特徴|塾長の冨田賢太郎氏が運営する秀才集団

指定校の中高一貫校生徒を対象にした東京大学受験専門塾

鉄緑会では、東京大学受験に必要なよりハイレベルな指導と、生徒同士が切磋琢磨できる環境を整えるために、原則として東京大学進学校として有名な指定校である中高一貫校生のみを入塾可能としています。

 

具体的に受け入れ可能な指定高校には、以下のような高校名が名を連ねます。

 

・開成中学、高校
・筑波大附属駒場中学、高校
・駒場東邦中学、高校
・麻布中学、高校
・桜蔭中学、高校
・筑波大附属中学、高校
・海城中学、高校 など

 

なお鉄緑会では、公式ホームページにて2024年5月時点での生徒の在籍高校と人数を公開しています。

鉄緑会指定校・在籍生徒数一覧(2024年5月現在)
開成 1119 名
桜蔭 890 名
筑大駒場 597 名
麻布 512 名
海城 509 名
駒場東邦 330 名
筑大附 439 名
豊島岡 457 名
女子学院 292 名
雙葉 260 名
渋谷幕張 303 名
渋教渋谷 273 名
早稲田 298 名
聖光学院 114 名
栄光学園 101 名
※上記以外の在籍者の主な学校は、白百合、日比谷、武蔵等。

鉄緑会「鉄緑会の特色」

中高生が、6年間という長い期間に渡って大学受験のためのモチベーションを維持することは、決して容易なことではありません。そのため鉄緑会では、ライバルであり仲間ともなる周りの生徒みんながハイレベルという環境を整えることを重要視しています。

 

常に上には上がいることを意識させる環境で切磋琢磨させることで、6年間だらけることなく東大や医学部に進学を目指します。

東大卒の専任講師による精鋭主義の対面指導

鉄緑会の講師は、学力や人間性、教え方を基本とした厳しい基準によって選考されています。その結果、講師のほぼ全員が東大生・東大大学院生もしくは東大卒業生となっています。

 

また鉄緑会では、生徒を東京大学に現役合格させるために、講師が生徒全員の学習状況を把握することができ、かつ生徒同士が切磋琢磨できるような精鋭主義の集団対面指導を行っています。

 

このような手厚いフォローもすることで合格を着実にしていき、そうして東京大学に合格した生徒が講師として鉄緑会に入るというような好循環も生まれているのが現状です。

 

中には、中1〜高3まで6年間鉄緑会で学び、東大理Ⅲに合格後、講師として6年間鉄緑会で指導する方もいます。つまり合計12年間を鉄緑会で過ごすことになるので、いわばファミリーのような感覚になります。

中学1年に鉄緑会に入会、生徒として6年間学び、東大理三に入学して6年間過ごす過程で、次は鉄緑会の講師として6年間教える、生徒・講師として計12年間を鉄緑会で過ごした人が数多く存在する。実際、鉄緑会の講師の7割は鉄緑会出身だ。

出世ナビ学校のリーダー「東大理三、合格者の6割 進学塾「鉄緑会」の全貌」

1回3時間の集中講義

鉄緑会の授業は1回3時間と非常に長くなっているのが特徴です。多くの予備校では、1回の授業は60分からせいぜい90分くらいのところが多いです。これは、各予備校にはさまざまなレベルの生徒が在籍しており、集中力の持つ生徒もいれば、集中力が続かない生徒もいるからです。

 

一方で鉄緑会には、中高一貫の超エリート校の生徒しかいないため、1回3時間の授業をしても多くの生徒が集中力を切らさず最後まで授業内容を吸収していきます。ただ長いだけでなく授業スピードは非常に早いことでも有名で、少しでも気を抜いていると理解が追いつかなくなってしまうこともあります。

 

濃度の濃い3時間のみっちりした授業によって、1回の授業でその分野に関する広くて深い知識をまとめて得ることができ、その分野ではどのような問題がきても対応できるような応用力を一気につけることができるのです。

 

さらに授業後には、授業で理解できなかった部分がある生徒はもちろん、やる気がある優秀な生徒にも、講師は積極的に居残り指導や個別指導を行うことでフォローもしていきます。

30年蓄積された東大現役合格のための専用カリキュラム

鉄緑会では、一般の塾や予備校の画一的な指導や市販の参考書は、東京大学受験に最適とはいえないと考え、30年以上に渡り独自の東京大学受験に特化した学習カリキュラムを実施しています。

 

鉄緑会の長年のノウハウを生かした効率の良い学習カリキュラムによって、6年間で東京大学に現役合格可能な学力を身に付けることができます。

 

具体的には、難関大学の試験の特徴から逆算し、高1まではひらすら英語と数学の授業をすることで、この2科目の基礎を完璧にします。そして高校2年以降に国語や理科、社会に注力し、総合力を高めていきます。

 

このように、多くのOBやOGたちが長年培ってきたノウハウを生かし、東大や医学部に合格するのに最も効率の良い、実績のあるやり方で進んでいけるのが鉄緑会の強みです。

 

また鉄緑会の問題集は出版され、書店で一般向けに販売されているので、鉄緑会に所属していない東京大学受験生なども学習に利用することができます。

東大合格率が圧倒的で、私大医学部にも多くの合格者を輩出

鉄緑会は圧倒的な東京大学合格者数を誇っており、代々木一拠点のみの塾でありながら、2019年度の東京大学合格者は378人にのぼりました。

 

特に入学後ほとんどの学生が医学部へ進む東大理科3類には、募集定員100人に対して32人が合格という驚異的な合格者数を誇っています。

 

さらに別の年では、東大理Ⅲの97名の枠のうち、54名を鉄緑会の生徒が占めたと言うケースも見れれました。

「東大理三に首都圏から合格したほぼ全員がうちの生徒ですね。ここに通っていない子で合格したのは1人か2人ぐらいしかいないのでは」。鉄緑会会長の冨田賢太郎氏はこう話す。東大の1学年の定員枠は約3000人だが、最難関の理三の枠は97人しかいない。このうち鉄緑会から54人が合格した。

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また、東京医科歯科大学や千葉大学を中心に国公立大学医学部へは275人の合格者を輩出したほか、慶應義塾大学医学部へ82人、慈恵医科大学へ93人、順天堂大学へ88人など、難関私立大学医学部合格者も多数輩出しています。

 

鉄緑会ではこのように、東京大学だけでなく、全国の大学医学部に対して豊富な合格実績を残しているというのも特徴です。東京大学に受かるだけの実力をつけられる鉄緑会では、結局医学部に合格できる実力も着実につけられるということです。

指定校以外の生徒には入塾テストがある

冒頭で、指定校に在籍している生徒でないと鉄緑会に入塾できないことを紹介しました。しかし例外として、指定校以外の生徒でも、入塾テストに合格すれば鉄緑会に入塾することが可能です。

 

鉄緑会の入塾テストについて、詳しく解説していきます。

受験料

受験料は1回2,000円です。なお、一度受験して不合格になってしまっても、次の試験を受けることは可能です。

受験科目

英語と数学が課されます。なお、中学入学時のタイミングで入塾を希望する場合には、算数と国語になります。

試験日程

1年に4回、3月、6月、9月、12月に試験が開催されます。その場合、それぞれ4月、7月、10月、1月に入塾することになります。1年に4回チャンスがあるので、不合格になっても何度かチャレンジしてみても良いでしょう。

出題範囲

出題範囲は、英語や数学のうち、自分の学年で習う全範囲が対象となります。つまり、学校で今年習う予定の範囲の問題も、遠慮なしに出題されるということです。

 

そう考えると、できるだけ年度の終わりに近い12月や3月の入塾テストを受けるのが、合格可能性を高めるという意味では有効になるかもしれません。

難易度

鉄緑会の入塾テストの難易度としては、未学習の分野も出題範囲に含まれるということもあり、大変難しいという評判です。また習った分野の問題であっても、あまり見たことがないような難易度が高い問題が出され、手応えがなかったという口コミもいくつか見られます。

 

それでも「自信がなかったけど合格できた」という感想を持った生徒の声もあるので、部分点狙いで少しでも点数を稼ぐ意識が重要になると予想されます。

 

そもそもこれだけ難易度が高く厳しいテストである時点で、他の受験生も高得点をとるのが難しいということでしょう。

授業スピードが速くついていけない生徒もいる

鉄緑会は、授業スピードが速いことからついていけないと感じ、途中で辞めてしまう生徒もみられます。鉄緑会の授業は、単純に授業スピードが速いこともそうですが、カリキュラムの進度も他の塾や予備校と一線を画しています。

 

具体的に数学を例に挙げてみると、中学1年生の段階で中学数学を全て終わらせます。そして中3の段階で、本来高2で習う数Ⅱの範囲を終わらせます。

 

このように、普通の公立中学や高校の授業カリキュラムと比較して、かなり前倒しで授業を進めていきます。そのため、どうしても理解が追いつかずに、途中で挫折してしまう受験生もいるというわけです。

 

授業について行くには、授業中に集中力を切らさないことは前提に、予習や復習にも時間を割くように心がけましょう。

 

予習→授業→復習のサイクルがうまく回ると、つまづいた箇所があっても、どこがわからないのかをすぐに検知できます。そしてそのポイントを講師に質問することで、次の理解へと進むことが可能です。

 

ただし、万が一鉄緑会についていけなくなってしまった場合、状況によっては辞めるという選択肢が効果的にはたらくこともあります。むしろついていけないのに「鉄緑会を辞める=受験の失敗」と考えてしまい、ただ授業を受けるのは非効率です。

 

できるだけ授業について行く努力をした上で、いざというときには辞める勇気も必要になります。

東大英単語の参考書「鉄壁」を出版している

鉄緑会では、「鉄壁」という東大英単語の参考書を出版しています。

 

この参考書は、鉄緑会の指導メソッドに基づき、英単語を習得するための学習方法がまとめられたものとなっています。単語はテーマ別にまとめられており、単語を関連付けながら学ぶことで記憶しやすいのが特徴です。

 

また、単語を印象付けるイラストが多数用いられているので、イラストのイメージで記憶していくこともできます。

 

単語の語源など記憶するのに役立つ情報も取り上げ、ややこしい単語も記憶しやすくしています。セクションごとに確認テストもあるので、単語を着実に習得していくことが可能です。

 

このような参考書を出版できるほど、鉄緑会には豊富な東大英語の対策ノウハウがあると言えます。

 

鉄緑会のメソッドを活用した東大英単語の参考書「鉄壁」の使い方が知りたい方は、こちらの動画を見てみましょう。

塾長の冨田賢太郎氏も東大医学部の卒業生

鉄緑会の塾長であり会長のポジションでもある冨田賢太郎氏は、自身が東大医学部の卒業生です。実際に医師になることはできたものの、自分には教育の現場が向いていると判断し、鉄緑会の運営に手腕を発揮しています。

 

なお、冨田氏は過去の新聞社からのインタビューで、鉄緑会を全国展開しないのかとの質問に対して、「最高レベルの講師を確保するのが難しいため全国展開は考えていない」と回答しているようです。

 

つまり、全国展開すること自体はできるが、生徒も講師もふるいにかけて本当に優秀な生徒や講師のみを選抜して運営しているのが鉄緑会であるため、この質を保ちつつ校舎を広げることは現実的ではないということです。

 

この塾長の意見に賛同し、現在でも数多くの東大や医学部の出身者が、鉄緑会の講師として教壇に立っているのです。

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鉄緑会の合格実績

2023年度

大学名 合格者数
東京大学 36名(100名中)
東京医科歯科大学 56名
千葉大学 43名
東北大学 17名
横浜市立大学 16名
筑波大学 14名
慶應義塾大学 95名
東京慈恵会医科大学 92名
順天堂大学 82名
日本医科大学 94名

 

鉄緑会の2023年度の医学部合格実績の一例は以下の通りです。難関大学を中心に、多くの医学部への合格を実現していることがわかります。

 

特に私立大学では、慶應義塾大学に95名、東京慈恵会医科大学に92名など、名門校に多くの合格者を輩出しています。

2024年度

大学名 合格者数
国公立大学医学部 383名
東京大学 482名
東京医科歯科大学医学部 47名
千葉大学医学部 51名
東北大学医学部 19名
横浜市立大学医学部 18名
筑波大学医学部 15名
京都大学 35名
慶應義塾大学医学部 94名
東京慈恵会医科大学医学部 93名
順天堂大学医学部 104名
日本医科大学医学部 110名

鉄緑会の2024年度の合格実績の一例をまとめました。東京大学や京都大学、慶応義塾大学といった難関大学に多数の合格者を輩出していることがわかります。特に東京大学については、482名と圧倒的な合格実績を残しています。

 

また、国公立・私立を問わず、医学部への合格実績が多いことも特徴です。そのため、鉄緑会は難関校受験だけでなく医学部受験の対策にも強みを持っていると考えられます。

 

上記のほかにも、多数の医学部合格実績があります。特に東大合格者数の全体に占める割合は秀でているので、東大理科Ⅲ類を狙う受験生の方は、ぜひ入会を検討してみましょう。

鉄緑会の学費|月謝料金や費用はいくら?

鉄緑会の学費や月謝料金は、公式ホームページ上では不明です。

 

おおまかな目安金額については、中学生が1科目を受講する場合は年間学費がおよそ18万円、月謝料金がおよそ1.5万円とされています。

 

また、高校1年生・2年生が1科目を受講する場合は、年間学費はおよそ20万円、月謝料金はおよそ1.7万円が目安であるとされます。高校3年生が1科目を受講する場合については、年間学費はおよそ22万円、月謝料金はおよそ1.8万円が目安とされています。

 

ただし注意点として、鉄緑会の月謝料金は入塾する年度や時期によっても変動する可能性があります。また、月謝料金とは別に、教材費や季節講習費が発生します。

 

具体的にいくらかかるか知りたい場合は、鉄緑会に資料請求や問い合わせをしてみましょう。

鉄緑会の口コミや評判

当サイトでは鉄緑会の口コミや評判を大募集しています。お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

口コミ一覧

総合評価
★★★★★ ★★★★★ 5.0
コメント 1件
  1. 匿名 より:

    https://igakubu-pro.net/876

    • ニックネーム: かかし
    • 性別: 男性
    • 在籍大学または出身大学、学部名: 東京医科大学 医学部
    • 塾に通っていた時期: その他
    • 通っていた医学部予備校の教室名: 東京校
    • 医学部予備校の評価: 5
    • 医学部予備校のメリット: 周りのレベルが高いので、やる気があってついていけば普通に東大とかに入れる。結構大学生の先生(東大生)が多いので、質問とかで分からない部分を質問したら完璧に答えてくれる。先生が親身。御三家の人が多いので、顔なじみと同じ授業を受けられるので、雰囲気がとても良かった。みんなで切磋琢磨し合えた。
    • 医学部予備校のデメリット: レベルが高いので、ついていけない人が多かった。そういう人は途中で辞めていった。勉強できない人はカモになっていた気がする。競争が嫌いな人はプレッシャーにやられてしまいがち。料金がものすごい高い。季節講習で別途加算されるシステム。
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