医学部の学士編入試験対策をしている医学部予備校

医学部の学士編入試験対策をしている医学部予備校
武田塾医進館

決まったカリキュラムではなく、生徒個人のレベルに合わせ自分で学習する習慣を身につけられる当サイトでもイチオシの医学部予備校。偏差値40の生徒でも医学部に合格可能で、毎年逆転合格する生徒を多数輩出しています。

メディカルラボ

予備校のようなライブ講義を個別で受けることが可能という珍しい特徴を持った予備校です。「講義→演習→講義」というサイクルでわからない部分を徹底指導してくれます。

メルリックス学院

私立医学部の受験に強いメルリックス学院。私立医学部の合格に的を絞った指導ノウハウを元に、生徒ごとの志望やレベルに最適なカリキュラムを作成してくれる医学部予備校です。

この記事では、医学部予備校の学士編入試験対策について解説します。

 

「医学部の学士編入試験とはどんな試験?」
「学士編入試験対策をするのにおすすめの医学部予備校は?」

 

このような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

 

今回の記事をまとめると、以下のようになります。

 

・学士編入試験対策をしているおすすめの医学部予備校は「KALS」「メディックTOMAS」「東大螢雪会」など
・医学部の学士編入試験を受けるのは「薬剤師や歯科医師、薬学部や歯学部の在学生」「医療系に関係ない学部の在校生や卒業生」「大卒後に医師を志すサラリーマン」
・医学部の学士編入試験の特徴は「共通テストが不要」「生命科学が必須」「大学によって英語、面接、小論文が課される」

 

学士編入試験を受ける場合に限らず、医学部入試対策をしたい方におすすめなのが武田塾医進館です。武田塾は医学部受験対策を専門とする予備校で、志望校別の個別カリキュラムを作成して学習を徹底的に管理するのが特徴です。

 

無駄な集団授業は一切行わず、自分に合ったカリキュラムで自学自習を行うことで、効率良く学力を伸ばすことができます。自分の学力や志望校に合わせた学習で医学部合格を目指したい方は、ぜひ武田塾医進館を利用してください。

 
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医学部の学士編入試験とは?

医学部の学士編入試験とは、4年制または6年制の大学を卒業済み(卒業見込み)の方が、同大学または他大学の医学部に編入学するために課される試験です。

 

医学部以外の学問分野を専攻し、明確な目的意識を有する学士(取得見込みの方も含む)が対象となっています。したがって、社会人として働いている方でも、4年制大学を卒業して学位を取得していれば、どなたでも受験することが可能です。

 

そして、学士編入試験に合格すると医学部の2年次または3年次に編入という形で入学し、専門課程から学んでいくことができます。

 

現在、学士編入試験を実施している医学部は、国公立大学では28校とたくさんありますが、私立大学では3校と非常に少ないのが現状です。

 

また、募集人員は多くの大学で5〜10名程度に設定されているため、競争率が高く狭き門となっているのが実情です。

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学士編入試験対策をしているおすすめの医学部予備校

KALS

種別 予備校
指導形式 少人数
学費 入学金:10,000円(税込)
授業料:1,119,800~1,405,800円(税込)
校舎 新宿、名古屋、新大阪
メリット 自習室完備、体験授業、学士編入試験対策
学士編入試験対策特徴 膨大なデータを元に合格に必要な指導をトータルで提供
公式サイト KALS

KALSは、河合塾が運営する大学生や社会人のための進学予備校で、学士編入やキャリアアップに向けた支援を行っています。医学部の学士編入において特に高い実績を残しており、国立大学医学部編入試験では合格者の75%以上がKALSの受講生となっています。

 

KALSでは、学士編入試験の傾向を徹底的に分析して、頻出分野や予想問題まで盛り込んだ教材やテストが科目ごとに揃っており、合格に必要な学力を効率良く身につけることができます。

 

他にも、大学ごとに過去問の提供や小論文の個別添削指導など、圧倒的な情報量を元に一人ひとりに合わせた受験対策を実現することで、合格率を高めています。

また、KALSの特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【KALS】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

メディックTOMAS

種別 予備校
指導形式 個別、少人数
学費 入学金:27,500円(税込)
授業料:94,600〜283,800円/月(税込)(週1~3回)
校舎 東京(市ヶ谷)、横浜、千葉、柏、津田沼
メリット 自習室完備、再受験対策、学士編入試験対策、推薦対策
学士編入試験対策特徴 完全マンツーマンの試験対策で合格ラインを突破
公式サイト メディックTOMAS

メディックTOMASは首都圏に5つの校舎を展開している医学部専門予備校で、完全1対1の個別指導を採用しています。生徒の目の前に立ち、質疑応答を繰り返しながら完全にわかるまで粘り強く指導をするので、理解力だけでなく思考力もアップすることができます。

 

学士編入試験対策では、現状の学力や勉強に当てられる時間などを考慮して、合格から逆算した個別カリキュラムを作

 

生徒の理解度や定着具合に応じてカリキュラムを適宜修正し、その時々に必要な内容を見極めた指導を行うので、合格ラインまでのギャップを確実に埋めていくことができます。

また、メディックTOMASの特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【メディックTOMAS】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

東大螢雪会

種別 予備校、家庭教師
指導形式 個別
学費 入学金:22,000円(税込)
授業料:1時間5,500〜9,900円(税込)
管理費:月5,500円(税込)
交通費:実費※家庭教師派遣の場合
教室使用料:1時間770円(税込)
面接練習:1時間7,700円(税込)
校舎 東京(四谷、神楽坂)
メリット 寮完備、自習室完備、再受験対策、学士編入試験対策、推薦対策
学士編入試験対策特徴 専門講師による指導で重要科目を万全に対策できる
公式サイト 東大螢雪会

東大螢雪会は新宿にある予備校で、校舎でのマンツーマン指導に加えて家庭教師派遣やオンライン授業も提供しています。

 

東大螢雪会には、東大の学部生・大学院生からなる学生講師と東大卒の一流プロ講師が揃っており、高度な内容も指導可能となっています。

 

学士編入試験で重要となる生命科学においても専門の講師が指導を行い、生徒の理解度に応じて必要な部分をピンポイントで解説するので、合格に必要な学力を最短ルートで養成できます。

 

また、担任講師が「科目別学習計画」を作成し、試験に必要な全科目の進捗を管理することで、学習効率を高めています。

また、東大螢雪会の特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【東大螢雪会】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

アイメディカ

種別 予備校
指導形式 個別、少人数
学費 不明
校舎 東京(渋谷)
メリット 寮完備、自習室完備、特待制度、学士編入試験対策、推薦対策
学士編入試験対策特徴 弱点克服に重点を置いた個別指導で合格レベルの学力を養成
公式サイト アイメディカ

アイメディカは、選抜試験による入学制度を設けていないにも関わらず、合格率90%以上を実現している医学部予備校です。

 

アイメディカでは志望校別にノウハウを持っており、推薦や学士編入など医学部のあらゆる入試に対応した受験指導を1科目から受講することができます。

 

学士編入試験対策では一人ひとりの弱点や合格するために不足している部分を分析し、自力で解けるようになるまで粘り強く指導をすることにより学力を向上させます。

 

そして、夜間学習で演習題を通して学んだ知識を定着し、疑問点がなくなるまでつきっきりで教えることによって、合格レベルの実力を身につけます。

また、アイメディカの特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【医学部予備校アイメディカ】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

MEDUCATE

種別 予備校
指導形式 個別
学費 ・入会金:22,000円(税込)
・受験対策費:11,000円(税込)(受験生のみ)
・授業料:87,780円(税込)(Aプラン、2時間授業4回分)
・学習計画策定費:11,000円(税込)(1か月あたり)
校舎 東京(御茶ノ水教室)、千葉(津田沼教室)
メリット 寮完備、自習室完備、再受験対策、学士編入試験対策
学士編入試験対策特徴 現役医師や現役医学部生講師の情報力に強みがある
公式サイト MEDUCATE

 

MEDUCATEは、現役医師が代表を務める医学部受験専門の個別指導塾です。脳科学にアプローチした独自の指導法に強みがあります。

 

MEDUCATEでは、「医学部編入コース」を用意しています。学士編入試験は各大学によって試験内容が大きく異なりますが、MEDUCATEでは現役医師や現役医学部生講師の情報力を生かし、経験豊富な講師陣が生徒の志望に最適な指導を行います。

 

「実際に医学部合格経験のある講師たちに教わる方が、効率的でモチベーションも上がる」と考えている受験生にはぜひおすすめできる医学部予備校です。

また、MEDUCATEの特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【医学部予備校MEDUCATE】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

メディセンス

種別 予備校
指導形式 個別、少人数
学費 不明
校舎 東京(麹町)、大阪(天満宮)
メリット 寮完備、自習室完備、体験授業、学士編入試験対策、推薦対策
学資編入対策特徴 オプションでつけることで専門の対策が可能
公式サイト メディセンス

メディセンスは、「麹町駅」3番出口すぐの立地にある東京麹町校と、JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩3分の立地にある大阪天満宮校の2校を展開する、医系大学受験専門の予備校です。

 

メディセンスでは編入学対策に特化した講座を用意しており、授業とプラスしてオプションで個別指導を受けることができます。メディセンスの豊富な情報を生かし、編入学もしっかりサポートします。

また、メディセンスの特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【医学部予備校メディセンス】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

慶応進学会フロンティア

種別 予備校
指導形式 少人数
学費 ※公式ホームページが閉鎖される前の情報となります
本科αコース(英数理基礎):1,920,000円
本科α+コース(英数理応用+小論文・面接・土曜補講):3,100,000円
MPPコース(合格保証つき):6,500,000円
個別Yコース(完全個別指導):8,000,000円
校舎 東京(麹町)
メリット 自習室完備、合格保証制度、学士編入試験対策
学士編入試験対策特徴 全科目プロ講師による高度な指導で最短合格へと導く
公式サイト 慶応進学会フロンティア

慶応進学会フロンティアは、東京メトロの半蔵門駅から徒歩3分の所にある医学部予備校で、面倒見の良い予備校として知られています。

 

特に偏差値30〜40の生徒や多浪生、社会人などのうち、学力不足だったり時間的制約のある受験生の指導に強みを持っており、医学部合格保証制度なども用意されています。

 

学士編入試験対策では、生徒が伸ばすべき箇所を示した学習計画を作成し、全科目を常勤のプロ講師が指導することで総合得点の底上げを図ります。

 

また各科目の対策だけでなく、志望校の面接・小論文対策や出願書類の作成、受験校の選定アドバイスなども行い、合格力を高めています。

また、慶応進学会フロンティアの特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【医学部予備校慶応進学会フロンティア】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

仙台文理

種別 予備校
指導形式 個別、少人数
学費 不明
校舎 宮城(仙台)
メリット 寮完備、自習室完備、再受験対策、学士編入試験対策、推薦対策
学士編入試験対策特徴 グループ授業と個人指導を組み合わせて合格力を養う
公式サイト 仙台文理

仙台文理は30年の指導実績を持つ地域密着型の予備校で、浪人生や社会人への受験指導も行っています。

 

編入学や学士編入に向けて「大学編入コース」が設置されており、医学部学士編入試験においても多数の合格者を輩出しています。

 

仙台文理の学士編入試験対策では、1クラス数名程度の学力別グループ授業と完全1対1の個人指導を併用することにより、合格に必要な学力を養います。

 

志望校に応じた想定問題で模擬面接を行ったり、説得力のある志望動機を作成できるよう志望理由書の添削指導を繰り返すことで、志望校の合格可能性を高めています。

また、仙台文理の特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【仙台文理】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

リテイク名古屋

種別 予備校
指導形式 個別
学費 不明
校舎 愛知県(名古屋)
メリット 再受験対策、学士編入試験対策
学士編入試験対策特徴 在籍学部での単位取得と学士編入対策の両方をフォローしてもらえる
公式サイト リテイク名古屋

リテイク名古屋は医学部の再受験や編入学をサポートする予備校で、完全マンツーマンの個別指導を行っています。

 

大学に通いながら学士編入を目指す生徒を対象としているため、都合に合わせて教室での指導と自宅でのオンライン授業を選ぶことができます。

 

学士編入試験では大学での成績も考慮されるため、現在在籍中の学部の授業をフォローしつつ、編入試験に向けた指導を進めていきます。

 

医療系学部全般を指導できる講師が揃っているので、薬学部や歯学部に在籍中の方でも、専門科目の指導を受けながら編入試験対策を進めることが可能となっています。

また、リテイク名古屋の特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【リテイク名古屋】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

京都中央ゼミナール

種別 予備校
指導形式 個別
学費 不明
校舎 京都(東山)
メリット 学士編入試験対策
学士編入試験対策特徴 出題傾向に即した志望校対策をトータルで実施
公式サイト 京都中央ゼミナール

京都中央ゼミナールは大学院入試や大学編入学に特化した予備校で、京都市営地下鉄の東山駅から徒歩10分の所に校舎があります。

 

通信添削講座や、校舎と同じクオリティの個別指導が受けられるオンライン授業なども用意されており、通学が難しい生徒でも無理なく勉強を進められます。

 

京都中央ゼミナールには「医学部編入コース」があり、学力試験対策から面接・小論文対策、出願書類作成のアドバイスまで、一貫して指導を行います。

 

講師陣は大学ごとに出題傾向を熟知しており、過去問や類題演習を踏まえて「試験に出る問題」が完全にマスターできるまでじっくりと指導するので、合格に向けて実力をつけることができます。

また、京都中央ゼミナールの特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【京都中央ゼミナール】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

PMD医学部専門予備校

種別 予備校、家庭教師
指導形式 個別、少人数
学費 <ゼミコース>
入学金:330,000円(税込)
受講料:3,740,000〜4,290,000円(税込)
教材費:年110,000円(税込)
<マンツーマンコース・既卒生>
入学金:110,000円〜330,000円(税込)
授業料:17,600円(税込)/1回100分
教材費:年110,000円(税込)
<マンツーマンコース・高校生>
入学金:33,000円(税込)
授業料:11,000円(税込)/1回90分
管理費:月2,200円(税込)
校舎 福岡(赤坂)、長崎、熊本、鹿児島
メリット 寮完備、自習室完備、再受験対策、体験授業、学士編入試験対策、推薦対策
学士編入試験対策特徴 早期から並行して行う面接・小論文対策で合格力を高める
公式サイト PMD医学部専門予備校

PMD医学部専門予備校は医療系学部の受験に対応可能な専門予備校で、福岡・長崎・熊本・鹿児島に校舎を設けています。

 

医学部学士編入を目指す社会人・在学生を対象とした「医学部学士編入コース」が全校舎に開設されており、プロ講師によるマンツーマン指導で合格を目指すことができます。

 

このコースでは生徒の理解度やスケジュールに応じて年間・週間とカリキュラムを作成し、苦手や頻出分野を重点的に対策していくことで合格レベルの学力を養成します。

 

また、出題テーマに沿った小論文添削指導や志望校の形式に合わせた面接練習に早期から取り組むことにより、最短ルートで志望校合格へと導きます。

また、PMD医学部専門予備校の特徴や口コミ、料金、合格実績などについてさらに詳しく知りたい方は、「【PMD医学部専門予備校】特徴/口コミ/評判、料金/合格実績をチェック!」を参考にしてください。

 

さらに、他のおすすめの医学部予備校を知りたいという方は、「【医学部予備校おすすめ人気ランキング】合格するための予備校の選び方」も参考にしてください。

医学部予備校ランキング!合格するための予備校の選び方
【医学部予備校ランキング】人気でおすすめの予備校15選を比較!適切な選び方も紹介
2019-11-25 16:51
今回は、医学部受験生に人気でおすすめの予備校について紹介します。 「医学部受験生はどの予備校を利用するべき?」 「医学部予備校ごとの指導の特徴が知りたい」 という方は、ぜひ参考...

医学部の学士編入試験はどんな人が受ける?

前述したように、医学部の学士編入試験は4年制または6年制の大学を卒業(または卒業見込み)し、学士の学位を取得している方(または取得見込み)であれば誰でも挑戦することができます。

 

また合格に関しては、経歴や職歴が医学と関連しているかどうかといったことよりも、医師を志す意思の強さや努力を怠らない姿勢が重視されています。

 

そのため、さまざまなバックグラウンドの方がそれぞれの目的を持って学士編入試験にチャレンジしてきますが、志願者の多くは以下の2つのタイプに分けられます。

薬剤師や歯科医師、薬学部や歯学部の在学生

医学部の学士編入試験に臨む方は、薬剤師や歯科医師または薬学部や歯学部の在学生に多く見られます。

 

それは、薬剤師や歯科医師として医療に携わったり、薬学部や歯学部で人体のメカニズムについて学ぶうちに、医療現場での裁量権がより大きい医師という職業に就きたいという思いが強くなることがあるからです。

 

医療に関わる中で見えてきた問題を、自分が主体となって解決したいという強い目的意識を持つ方が、学士編入制度を利用して医学部を志すケースが多いようです。

医療系に関係ない学部の在校生や卒業生

医療系とは関係のない学部の在校生や卒業生が、医学部学士編入を目指すことも少なくありません。学力が足りないなどの理由で医学部進学を断念した方の一部は、医療系とは関係ない学部に進学して大学生や社会人となっています。

 

しかし、在学中や卒業後に医師の道を諦められず、再度医学部を目指そうと考える方もいます。そのような方が医学部に入るための方法となるのが、医学部学士編入です。

 

どうしても医学部に入りたいと考える方は、大学生や社会人としての生活を送りながら学習に取り組み、医学部学士編入試験での合格を目指すことになります。

大卒後に医師を志すサラリーマン

近年では、大学を卒業して社会人として働きながら医学部への学士編入を目指す方も数多く見られます。

 

例えば、医療関係の企業に就職して医師という職業に興味を持ったり、さまざまな人と接する中で医療業界における話題に触れ、医師として社会貢献したいという気持ちが生まれるケースがあります。

 

このように、最初の大学受験の時には考えていなかったものの、社会経験を経たのちに医師への思いが強くなる人は多くいます。

 

他にもサラリーマンの給料の安さに絶望し、将来的な安定を求めて医学部へ入り直すことを考える方や、医学部を諦めて他の学部へ進んだものの、医師への道を諦めきれずに再び医学部を目指す方も見られます。

医学部の学士編入試験の特徴

共通テストが不要

医学部の学士編入試験では、学科試験における科目数が少ないことが特徴です。

 

国公立大学医学部の一般入試では、共通テスト及び二次試験を受けなければなりませんが、学士編入試験では科目数が絞られている上、共通テスト対策も不要となっています。

 

さらに、学科試験が英語と生命科学の2科目のみとなっている大学も多いため、国語や社会はおろか数学でさえ勉強する必要はありません。そのため、時間の制約のある社会人でも対策しやすく、学士編入試験で医学部合格を狙うことは十分に可能です。

生命科学が必須

医学部の学士編入試験では、ほとんどの大学で生命科学と呼ばれる科目が必須となっています。専門用語が多く、分子細胞生物学や脳神経学、免疫学、など医学部で学ぶ高度な内容も含まれることから、多くの受験生にとって最もとっつきにくい科目とされています。

 

しかし、編入試験における生命科学の配点はかなり高いので、ここで高得点を取ることは医学部編入試験に合格するには欠かせません。

 

この科目は薬学部の授業で詳しく学習するため、薬学部出身の方は基礎学力を身につけているという点で多少は有利かもしれません。他の受験生は、高校生物の範囲を一通り総ざらいしておくと、よりスムーズに勉強を進められます。

 

また、分子生物学や細胞生物学などの頻出分野を重点的に学習し、確実に得点できる力をつけておくことが大切です。

大学によって英語、面接、小論文が課される

学士編入試験の内容は大学によって異なるものの、一次試験で英語と生命科学の学科試験を、二次試験で面接・小論文の試験を実施する大学が多く見られます。

 

特に、英語に関しては文系出身者の方が理系出身者よりも得点しやすく、有利な科目であることは言うまでもありません。また面接や小論文試験においても、コミュニケーション能力に長けている文系出身者の方が比較的有利になるようです。

 

つまり、生命科学の対策さえしっかりと行っていれば、文系出身の方でも学士編入試験で医学部合格を勝ち取ることは十分に可能です。

医学部の学士編入試験対策をするなら医学部予備校に通うのがおすすめ

医学部の学士編入試験は定員が少なく、競争率も非常に高いという傾向が見られます。そのため確実に合格するには、編入試験対策で実績のある医学部予備校で対策をするのがおすすめです。

 

医学部予備校では、編入試験合格に向けたカリキュラムが揃っているだけでなく、試験に精通した講師陣から直接指導を受けられるので、効率の良い対策を行えます。

 

医学部予備校で学士編入試験対策をするべき具体的な理由としては、主に以下の3点が挙げられます。

一般入試と比べて入試情報が少ない

医学部の学士編入試験は一般入試と比べて入試情報が少なく、正攻法も存在しないのが現状です。過去問もほとんど流通していないため、自力で出題傾向を掴んで対策を進めていくことが極めて難しい試験となっています。

 

このような状況であるからこそ、医学部予備校の信頼できるデータを使って対策するという選択肢は、学士編入試験での合格可能性を高める上で非常に重要であると言えるでしょう。

生命科学は独学が難しい

生命科学とは、高校で学ぶ生物をベースとして人体に関連する理解をさらに深めた特殊な科目であり、大学受験の生物よりも難易度ははるかに高いです。

 

医学部の授業で実際に取り扱われる内容も多く含まれているので、医学の基本となる生命科学を理解しておくことは、学士編入試験においても編入後に医学部の授業についていくためにもとても大切です。

 

しかしながら、生命科学は初めて目にする内容が多いことや参考書もあまり多く流通していないことから、独学で勉強を進めるのは難しいと感じる方も多いです。

 

学士編入試験対策を行える医学部予備校には、生命科学の専用講座やテキストが用意されているので、積極的に活用することで効率的に対策を進めることもできます。

学士編入ならではの面接や小論文対策が必要

学士編入試験においては、多くの大学で面接や小論文試験が必須となっており、かなり重要視されているのが特徴です。

 

例えば面接試験では、「なぜ医師になりたいのか」「なぜ他の大学ではなく、本校に入る必要があるのか」「医師として何をしたいのか」などを、きちんと伝えなければなりません。

 

特に学士編入試験を受けるということは、一度は医学部以外の学部に入学しているという事実があるため、その気持ちの変化や、なぜそこまでして医学部にこだわるのかに関して突っ込んだ質問をされることも多くあります。

 

学士編入試験を受けるにあたっては、自分自身の強みや経歴を踏まえて、説得力のある志望動機や具体的な将来像を伝えられるように準備しておくことが大切です。

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