【武田塾医進館インタビュー第2弾】御茶ノ水校、小柳先生に実際に取材してみた!
武田塾医進館小柳先生にインタビュー
医学部受験は、偏差値の高い優秀な受験生同士が競い合って合格を勝ち取っていくものですが、その中には当然不合格となってしまう受験生も存在します。
今回は、武田塾御茶ノ水校の教務として、日々生徒の指導やメンタルサポートをしている小柳先生に、医学部受験に合格する生徒と不合格となる生徒の違いや、武田塾に通う生徒の様子などについてお話を伺いました。
校舎内の雰囲気はどのような感じですか?
武田塾の指導方針からか、比較的自習が好きな生徒が多いんです。だから校舎内は静かで集中できる環境にあると思います。
ただずっと自習していると疲れてしまうと思うので、生徒は息抜きがてら教務と話しに来たり質問に来たりしてます。あとはタイムツリーでコミュニケーションをとっていますね。
ータイムツリーとはなんですか?
1日の勉強した内容や勉強時間を記述したりする、教務と生徒との交換日記のようなものですね。教務が生徒の勉強のタイムスケジュールを管理するためのもので、毎日交換するようにしています。
タイムツリーを見ると、特定の科目の勉強時間があまりに多かったり少なかったり、生徒の異変に気付きやすいんです。例えば、1週間の数学の科目の勉強時間が極端に多い場合は、何か不明点があってハマってしまい、そこでつまづいているのではないか、とか。
コメントの内容を見ても、いつもより記述内容が少なかったり、「つかれた」のような一言だったりすると、生徒のモチベーションの変化に気がづきやすいですよね。その場合は積極的にコミュニケーションをとったり、1日の始まりにやる気が出そうな言葉を投げてあげたりしていますね。
武田塾にはどのような生徒が多いですか?
性格的なところで言うと、やはり自習時間の多い武田塾なので、自習を黙々とできるタイプの生徒が多いですね。あとはテスト100点取れるまで頑張るような努力家タイプとか。
また武田塾では9-21時など、生徒をほぼ1日中拘束して指導する形になります。そのため現役生より時間を作りやすい浪人生の方が多いですね。
現役生は、土日など授業のない日に朝から夜まで通ったり、夏休みの期間などに集中して来る方が多いです。あとは予備校に来れない分、こちらから家でできる宿題を出すこともありますね。
あとは親が医者の生徒も比較的多いですね。もちろん、そうでないご家庭の生徒も多くいらっしゃいますが。
毎日課題テストに合格しないと帰れないというシステムに関して、生徒からの反響はどうですか?
武田塾では、入塾前に受験相談というのをするんですけど、そこで「毎日課題テストに合格しないと帰れない」ということをお話しすると、最初はみんな「まじか。」という反応をしますね(笑)
でもいざやってみると、生徒もこのシステムのおかげで実力がつくのを実感できてくるので、自ら再テストを志願してくるようになりますね。「解けなかった〜。再テストですよね。頑張ります!」みたいな。
だんだんと生徒は楽しみながら自主的に学び始めるようになるので、この学習システムは効果的だなと感じますね。
合格する生徒としない生徒の違いはどんなところにありますか?
それぞれの講師のアドバイスを素直に受け入れることができるかだと思います。講師は間違いなく生徒よりも知識量が多いですし、さまざまな大学の医学部の学生が講師として在籍していて、それぞれの指導の特徴や強みが異なっています。
そういう講師一人一人のアドバイスを、いかに取り入れることができるかが合格を左右していると言っても過言ではないと思います。現に、講師のアドバイスを素直に受けている生徒は、模試や過去問演習の結果に顕著に結びついていますね。
あとは、医学部受験では取れる問題を確実に取り切ることが重要と考えています。医学部受験というと難しい問題が出るのではと考えている受験生も多いですが、実は標準的な問題を確実に正解できる受験生が合格すると考えています。要は、「当たり前のことを当たり前に」ですね。
ー医学部の中でも、国立大学と私立大学で対策はどのように変わるのでしょうか?
基本的には国立大学でも私立大学でもやるべきことは変わらないと考えています。やはり、参考書を完璧にすることですね。
ただし参考書の中でも、国立は赤字部分の理解を問われる問題が多いが、私立では黒字部分の細かい問題まで出てくるとか。そういう違いはありますけど、参考書を完璧にするというスタンスは同じですね。
指導時に気をつけているのはどのような点ですか?
解けた問題も解けなかった問題も、生徒がすべての問題に対して根拠を言えるように指導することですね。解けた問題に関しても、結局解法プロセスの根拠が言えないと本当に理解したことにならないので。
そこで医進館では、とにかく自習によってインプットをたくさんし、その後の特訓の時間でアウトプットをさせるように意識していますね。武田塾では1週間に1回の確認テストと個別指導による全問解説をさせていきますが、これを1日ごとに設定したのが医進館です。
例えば、だいたい朝から夜まで予備校にいた場合、8時間は自習、30分はテスト、2時間は特訓のような内訳になります。生徒は事前の自習で指定した範囲を完璧になるまで理解して、テストでその理解度を確認、その後2時間の特訓で解答の根拠をアウトプットさせます。
生徒が完璧になったと言っている分野に関しては、教師が特訓の場で類題を解かせることもありますね。このように特訓の場では、生徒がその分野を深いレベルまで理解しているかに気をつけて指導しています。
あとは、1つの科目を指導しているときも、他の科目とのつながりを踏まえて指導するよう心がけていますね。例えば、国語の授業で医療用語が漢字で書けなかった生徒には、この用語は小論文でも頻出だよ、と教えてあげたりとか。
このような指導をすることで、小論文の勉強の時間にしか小論文のことを考えていない生徒とは、明らかに準備に差が出てくると考えています。
モチベーションが下がってしまった生徒に対して、どのような働きかけをしていますか?
生徒のモチベーションが下がるタイミングって、たいてい模試のあとが多いんですよね。そういう場合は、どの問題が解けなかったのか、一緒に模試の結果を分析していきいます。
例えば、今までやってない分野の問題が解けていないのは仕方がないですよね。一方で、勉強したはずの分野の問題が解けなかったのは問題なので、それは該当範囲を徹底的にやり直しますね。
あとは、モチベーションが下がる生徒の特徴として、医学部に行きたい理由が明確ではないことも多いですね。そういうときには、生徒とコミュニケーションをとって、本当に医学部に行きたいのか、将来どんな医者になりたいのかを確認していきます。
ときには、あえて「医学部以外の選択肢もあるよ」と伝えることで、生徒本人の口から「なぜ医学部受験をしたいのか」を引き出すこともしています。自分の口で医学部に行きたい理由を改めて言わせることで、本人も再度やる気になって自習室に向かっていきますね。
また、武田塾医進館のインタビュー第1弾では、Youtubeでもお馴染みの中森先生に、武田塾医進館の学習システムや医学部合格のノウハウをインタビューしていますので、「【武田塾医進館インタビュー第1弾】中森教務主任に実際に取材してみた!」も是非参考にしていただければと思います。
さらに、他のおすすめの医学部予備校を知りたいという方は、「【医学部予備校おすすめ人気ランキング】合格するための予備校の選び方」も参考にしてください。
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